2016年の4月から11月にかけて、東日本地域の4都市(宮城県仙台市、長野県長野市、茅野市、東京都多摩市)が"宮沢賢治"をテーマとした市民創作プログラム、および「風の又三郎」の舞台作品の創作・上演に、世界で活躍する舞台演出家小池博史らとともに臨む。

2016年4月30日土曜日

[長野]長野市芸術館 アクトスペースチャレンジ2016×小池博史ブリッジプロジェクト 『KENJI in NAGANO』 稽古2日目

アクトスペースチャレンジ2016×小池博史ブリッジプロジェクト
KENJI in NAGANO』 市民参加型・地域創作プログラム



稽古2日目となりました!
本日は、特に分割稽古がありました。
そして、稽古場のアクトスペースでの全体稽古のほか、アクトスペース(3F)と演劇練習室(1F)に役に分かれての稽古も。
2日め、小池さんをはじめ、パフォーマーもいよいよドライブがかかってきています!
また、今回から、サポートスタッフの広報担当の3名による、パフォーマー紹介も始まりますよ。


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■10:00 台本の台詞割。台詞追加・修正。本読み

■11:30 休憩
■11:40 ディスカッション・稽古続き 。身体表現をしながら台詞。後に稽古場分け

■14:00 稽古続き。さまざまな身体表現。歌
■17:35 終了  
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パートに分かれ、稽古場も2つで。こちらは演劇練習室。演出助手の白井さち子さんと。

小池さんの音響とともに、スロームーブメント。

 スローの練習。足を上げている状態から徐々に足を下ろし、次の動きへとつなげていく。


舞台上を大きく回ったり、上手下手にバラけたり、はたまた写真のように飛ぶ。 体力との勝負でもある




サポートスタッフのみなさんも、
本日は公演チラシを郵送するためのセット組みするなど、
稽古を見ながら、またアクトスペースのホワイエでの作業等、
本日もお疲れ様でした!

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【サポートスタッフ・広報担当3人による、パフォーマー紹介】










サポートスタッフの広報担当、小川ひかりさん・中島結さん・宮嵜理紗子さんの3人がパフォーマーをご紹介していきます。パフォーマーの休憩時間に少し時間をもらって取材していきます。

本日は、奇しくも公演名と同じ名前「KENJI」を持ったダブルケンジ!

まずは、トップバッター「岩間健児」からご紹介。
◯現在、おいくつですか?
ー35歳です。長野市出身で、東京の劇団事務所に11年ほど、そして長野に戻ってきて2〜3年くらいになります。
◯昨日の稽古初日と比べ、本日はどうですか?
ーメンバーの年齢が低いので体力的についていけるか心配でしたが、うん、大丈夫。これ!いけるぞ!
◯最後に一言どうぞ。
ーこの[KENJI]、宮沢賢治のさまざまな作品の要素がからみ合っています。(パフォーマー)12人みんな、一丸となって作品をつくり上げられたらと思っています!


続いて、もう一人のケンジ「青木賢治」です。
 ◯お名前の「賢治」は、まさか宮沢賢治から?
ーそうなんです。自分の名前の由来である宮沢賢治には親近感を抱きますね。
 ◯どんな公演になればと思いますか?
ーいわゆる“芝居”とは一味違うものになる。観に来てくれた人たちに、その空間とともに想像力をたっぷりとかき立てていただけたらと思います!
◯最後に一言どうぞ。
ーこのメンバーは若い世代が多く、今、他でも活動している劇団との違いを楽しみながらやっています。


以上、パフォーマー紹介コーナーでした。
明日もどうぞお楽しみに! 

アクトスペースチャレンジ2016×小池博史ブリッジプロジェクト
KENJI in NAGANO』 市民参加型・地域創作プログラム
公演情報はこちらをクリック↓
https://www.nagano-arts.or.jp/?p=3397

2016年4月29日金曜日

[長野]長野市芸術館 アクトスペースチャレンジ2016×小池博史ブリッジプロジェクト 『KENJI in NAGANO』 稽古初日



アクトスペースチャレンジ2016×小池博史ブリッジプロジェクト
KENJI in NAGANO』 市民参加型・地域創作プログラム
5月11日(水)・12日(木)2公演の本番に向けて、本日より稽古が始まりました!
去る3月21日のオーディションを経て、見事選ばれたパフォーマー12人が集まりました。
そして、参加希望のサポートスタッフも同時に集合。 
脚本・演出・振付・アートディレクションの小池博史さんと、 演出助手の白井さち子さんは昨日より長野入り。

これから、8日間に渡る稽古が続きます。その日数が長く感じるのか、短く感じるのか、それは本番を迎えてみないと分からないもの。これから、こちらでそんな稽古の日々をリポートしていきます。
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■10:00 自己紹介
■10:15 演出家の話_本読み_稽古
■11:30 休憩
■11:35 稽古続き 
■13:10 休憩_衣装合わせ
■15:00 稽古続き
■17:35 終了  
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  あらためて、自己紹介から。これからみんなでつくりあげていきます!
小池さんから事前に渡されていた台本を読む。
この台本も本番までにどんどん修正、アップデートされていきます。

 小池さんから次々とアドバイスが飛びます。


 稽古。本日は何度もスロームーブメント。
スロームーブメントとは、動きを日常のスピードから、スローダウンし、その動きの中で、自身の身体の動きやモノへの再認識をしていく、そんなイメージでしょうか。


サポートスタッフのみなさん。
本日は見学をしたり、照明の仕事の手伝いをしました。


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濃い一日となりました。
この稽古場リポートも初回。
工夫しながら、本番に向けての稽古の様子などをいろいろな角度でご紹介していこうと思います。

最後に、キャストをご紹介します!

青木賢治

青柳真優美

 岩間健児

 金田 渚


 越 大地


 佐藤健一

 平下拓実

 松本阿子

  村松沙理亜

 諸川 舞

柳沢成人

渡部彩萌

 

2016年4月20日水曜日

多摩市文化振興財団(パルテノン多摩) パルテノン多摩PACプログラム 小池博史 演劇創作プログラム[-KENJIへの旅-]

地域創作プログラム[KENJI]
<各館の地域創作プログラム実施概要>
東京都 多摩市文化振興財団(パルテノン多摩)

パルテノン多摩PACプログラム
小池博史 演劇創作プログラム[KENJIへの旅-]

パルテノン多摩では、演劇やパフォーミングアーツ等の事業を行う際、サポートスタッフや出演者として市民が様々なかたちで参加することのできる開かれた事業づくりを展開してきました。とくに、近年開催している野外フェスティバル「多摩1キロフェス(今年より「パルTAMAフェス」に改名)では、演劇公演への市民参加、準備から本番運営までのスタッフ業務のサポートを地域の大学生や一般公募により集まっていただいております。優れた舞台芸術を通して人々が劇場に集まり関わっていく中で、新たな出会いと結びつきが生まれ、地域の活性化につながっていくことを目指しています。
また、小池博史ブリッジプロジェクトが近年取り組んでいる宮沢賢治シリーズは、宮沢賢治の宇宙・人間・自然への哲学を私たちが再認識するいい機会といえます。宮沢賢治生誕120年であるこの機会に、その精神を感じながら、プログラムに参加し、成果発表に触れ、公演を鑑賞し、自身の体と心に向き合っていただく機会になればと願っています。
「演劇創作プログラム」では小池博史氏の書き下ろしたテキスト[KENJI]をベースに、一般から募集したパフォーマー25名が舞台作品を6日間で創作。最終日は実際にパルテノン多摩小ホールの舞台に立ち、発表します。

《実施概要》
演劇創作プログラム実施日時:
2016611日(土)~13日(月)、16日(木)~18日(土)
成果発表公演:2016618日(土)15:00開演
公演会場:パルテノン多摩小ホール
入場無料(各回300名/先着順)
市民参加募集
・パフォーマー(出演者)/経験問わず、高
 校生以上70歳位まで、25
・舞台スタッフ(照明、映像)年齢・経
験問わず、若干名

主催: 公益財団法人多摩市文化振興財団
平成28年度文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
お問合せ:公益財団法人多摩市文化振興財団
☎ 042-375-1414



茅野市民館 [KENJI] 子ども創作ワークショップ+鑑賞プログラム

地域創作プログラム[KENJI]
<各館の地域創作プログラム実施概要>
 長野県 茅野市民館

[KENJI] 子ども創作ワークショップ+鑑賞プログラム

茅野市民館では2012年、主催事業にて小池博史氏を講師に市民創作ワークショップを実践してきました(「1week体験!プロとつくるパフォーマンス~歌い、踊り、演じてみよう!~」 http://www.chinoshiminkan.jp/ccc/report/2012/0414-0506/index.htm)。
地域創作の経験を踏まえ、今回の4館連携地域創作プログラムでは〈こどもたち〉を対象にした創作ワークショップと「風の又三郎」プレビュー鑑賞(※茅野市内全小学4年生鑑賞)を実施します。ワークショップでは講師に浜井弘治氏(「風の又三郎」「銀河鉄道」舞台衣装)を迎え、こどもたちが舞台創作を体験します。体験を通じて得た総合的感性による舞台鑑賞を通じ、[KENJI]3部作の持つ、未来をつくるこどもたちに向けたメッセージを体感する機会となることを目指します。さらに、「風の又三郎」一般公演において、こどもたちの創作を鑑賞できる空間を設け、瑞々しい表現が一般鑑賞者にとって新たな視点を生むような〈劇場体験〉をお届けします。

《実施概要》
■ワークショップ
実施日:20169月(予定)
講師:浜井弘治(ファッションデザイナー/株式会社うるとらはまいデザイン事務所)
会場:調整中
対象:小学生
※成果物は「風の又三郎」一般公演(112日)にて関連展示予定。

■プレビュー鑑賞
実施日:2016111日(火)
会場:茅野市民館 マルチホール
対象:茅野市内全小学4年生




2012年の創作ワークショップより
 





主催:茅野市民館指定管理者 株式会社地域文化創造 
お問合せ:茅野市民館 長野県茅野市塚原一丁目11号 
     ☎ 0266-82-8222  HP http://www.chinoshiminkan.jp/