2016年の4月から11月にかけて、東日本地域の4都市(宮城県仙台市、長野県長野市、茅野市、東京都多摩市)が"宮沢賢治"をテーマとした市民創作プログラム、および「風の又三郎」の舞台作品の創作・上演に、世界で活躍する舞台演出家小池博史らとともに臨む。

2016年5月9日月曜日

[長野]長野市芸術館 アクトスペースチャレンジ2016×小池博史ブリッジプロジェクト 『KENJI in NAGANO』 稽古8日目

アクトスペースチャレンジ2016×小池博史ブリッジプロジェクト KENJI in NAGANO
 市民参加型・地域創作プログラム

5月8日、稽古、8日目!
この日は、1・2階のメインホールにてオープニングコンサートがありましたが、3階のアクトスペースでは、稽古最終日であり、大切な一日。集中力を注ぎこみ、ひとつの作品の完成に向かいました!そして、最後の通し稽古。やっと通りました!クオリティが昨日までとまったく違く、非常に高いものに。まさにこれまでの7日間での稽古が凝縮した仕上がりに、皆も実感したはずです。さあ、公演は11日と12日。それまでのスケジュールとしてはは、テクニカルリハーサルや、ドレスリハーサル、そしてゲネプロ。

稽古場リポートは一応、本日まで。このブログ、本番までは“スピンオフ”として続編をお届けしようと思います。

なお、11日公演の入場整理券は、多くのお問い合わせをいただき、すでに終了となりました。まだ、12日公演分には余裕がありますので、ぜひ!

===================================■10:00 コミュニケーション 
■10:10 合同稽古
■13:00 昼休憩
■14:00 稽古続き
■16:23 休憩
■16:30 再開
■17:30 通し稽古

■18:40 通し終了・コミュニケーション  
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(みな見つめているダンボールは、本番になったら何になるでしょう?お楽しみに!)


 (サポートスタッフの村田さんが、クラリネットでどう登場するのか!?こちらも本番をお楽しみに!)










  
サポートスタッフのデミトリアス・ジャックスさん。
NYにて舞台美術をやってた力強い味方です。


衣装もみんなでチクチク。もうちょっとで本番だ〜♪

 アクトスペースチャレンジ2016×小池博史ブリッジプロジェクト
KENJI in NAGANO』 市民参加型・地域創作プログラム 



公演情報はこちらをクリック↓
https://www.nagano-arts.or.jp/?p=3397  

        

2016年5月8日日曜日

[長野]長野市芸術館 アクトスペースチャレンジ2016×小池博史ブリッジプロジェクト 『KENJI in NAGANO』 稽古7日目

アクトスペースチャレンジ2016×小池博史ブリッジプロジェクト KENJI in NAGANO
 市民参加型・地域創作プログラム
稽古、7日目です。
前日は稽古が休み、舞台仕込がありました。照明から、大道具・小道具含めての舞台美術、映像、衣装などの作りこみがあったので、7日目の稽古場は雰囲気がまたいつもとガラリと変わりました。ここから更に本番まで、次々とブラッシュアップされていきます。もちろん、演出も微調整が次々とされていきます。本番のゴールまで、力を抜くところは一切ありません。まさに、このプロジェクトに参加しているみんなが作品を創り上げていく、この熱気がたまりません!

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■09:00 衣装合わせ

■10:00 コミュニケーション 
■10:10 合同稽古
■14:00 稽古続き
■16:30 休憩
■16:40 再開
■17:30 通し稽古

■18:40 通し終了・コミュニケーション  
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稽古前のワンシーン。演出助手の白井さち子さん。



稽古場の様子も変わってきました。枠?なんでしょう?後ろにもなにか吊ってありますよ。すみません、本番まではぼんやりとしかご紹介できません!


衣装の山口明紀さん。衣装もいろいろ出来ています。実際にキャストが着て動いて、細かな調整をしていく。




小池さんも衣装の確認に念を入れます。







映像合わせも同時進行。映像はジョッガのお二人



制作の栗田、サポートスタッフのみんなと一緒にじっくりとチェック。






通し稽古もこの日は多めの時間をとって、じっくりとやりました。


地元テレビ局の取材に答える小池さん。「KENJI IN NAGANO」、ありがたいことにいろいろなメディアが注目してくれています。

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【サポートスタッフ・広報担当3人による、パフォーマー紹介】 



 











パフォーマー(キャスト)のインタビュー、今回でラストです。本日は、サポートスタッフ・広報担当の宮嵜理紗子さん(写真左)と小川ひかりさん(写真右)がお届けします。


まずは、東京から今回参加の「渡部彩萌」!


◯東京から滞在しての参加となりますが、日々どうしてるんですか?
ー善光寺のすぐそばにあるゲストハウス「1166バックパッカーズ」で寝泊まりしてます。あ、でも今日から、同じキャストの諸川さん家に泊めてもらうことになったんですよ!諸川さん家、大町って聞いているから楽しみです。
◯渡部さんからしたら遠方に来ての作品づくりですが、どうですか?
ーだいぶ慣れてきましたよ。身体が空気感に慣れてきたというか。周りの人たちもあたたかいし、ようやくスタートラインに立って楽に楽しめるようになってきました。
◯どんな公演にしたい?
ーこけら落としって、その劇場で1回限りの貴重なことですよね。東京芸術劇場でアルバイトしているのもあるんだけど、こけら落としに出てるって本当にうれしく感じています。観に来ていただく方々も、こけら落としは1回限りなので、この特別な時間をぜひ楽しんでもらえたらと思います。



続いては「柳沢成人」です。

◯実家がご近所と聞きました。
ーそうなんですよ。この芸術館から歩いて1分くらいのラーメン屋です!
◯まさか、名前の「成人(なると)」って?
ー(笑)いやー。親に聞いたら「成功する人になって欲しい」という強い期待を込めた名付けだったようなんですけどね。本当のところはどうなんだか?(笑)いずれにしても今となっては気に入ってます。
◯今は東京で活動中なんですよね?
ー実は演劇の方ではなくて、映画やドラマの方をやっています。いや、でも同じ役者でもこんなに違うなんて!勉強になります。最初は不安でしたが、今は本番の楽しみの部分の方が大きくなっています。
◯どんな公演にしたいですか?
ーおもしろいなってクスッときたら、遠慮なく笑ってもらえるような舞台になればと思います。お客さんが笑顔になれば、と思います!


以上、[KENJI]パフォーマー紹介でした。 
サポートスタッフの広報担当の3人、お疲れ様でした。

  
本番までもう少し!広報もがんばりましょう!

 
 アクトスペースチャレンジ2016×小池博史ブリッジプロジェクト
KENJI in NAGANO』 市民参加型・地域創作プログラム 



公演情報はこちらをクリック↓
https://www.nagano-arts.or.jp/?p=3397  


2016年5月5日木曜日

[長野]長野市芸術館 アクトスペースチャレンジ2016×小池博史ブリッジプロジェクト 『KENJI in NAGANO』 稽古6日目

アクトスペースチャレンジ2016×小池博史ブリッジプロジェクト KENJI in NAGANO
 市民参加型・地域創作プログラム


稽古も6日目を迎えました。全8日間での稽古。後半戦です。
そもそも今回の公演タイトルは「KENJI IN NAGANO」。“KENJI”とは宮沢賢治を指します。宮沢賢治は、30歳を迎えたとき、農業(労働)と芸術を結びつけることで日常生活はもっと楽しく豊かになるはずだという考えのもと、人間全体にとって「ほんとうのさいわひ」をめざし、活動をします。創作と労働のはざまを、まさに疾風のごとく、人生を駆け抜けた青年・賢治と、その賢治からの問いかけにまっすぐに向かい合ってきた「小池博史ブリッジプロジェクト」の演出家・小池博史さんとともに、みんなで創作プログラムに挑んでいます。共に創り上げるこの演劇的試みの結晶「KENJI IN NAGANO」が、賢治のいう「すきとおったほんとうのたべもの」になるのか。
稽古はまだまだ続きます。

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■10:00 コミュニケーション 

■10:20 合同稽古
■11:30 パート別稽古
■12:15 小休憩
■14:10 稽古続き
■16:30 休憩
■16:40 再開
■17:50 終了  
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仮の仮面をつけての稽古。



小池さんとキャストの真剣勝負のようなワンシーン



小池さんからの要求も絶え間なく。どんどんクオリティを上げていく。演出助手の白井さち子さんも小池さんのサポートをしながら、キャストへ伝えていく






最後は通し稽古。衣装を着て、実際の動きも確認しながら。





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 サポートスタッフ、今日もたくさん集まりました!


 照明の仕事もします。左から、窪田裕子さん、小田切仁菜さん、クランシー京子さん。

















衣装の裁縫をアクトスペース楽屋付近の場所を使って。
美術協力の青山智子さん(中央)のもと、坂本真由美さん(左)、東澤加代子さん(右)。















舞台監督の伊藤智剛(財団職員)と大沢夏海さん(ネオンホール)も密に情報共有が必要です。

















アトリエでは、絶賛大道具作り中!牧隆志さん(左)と、中牧浩一郎さん(右)。


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【サポートスタッフ・広報担当3人による、パフォーマー紹介】 


 











定例となりました、サポートスタッフ・広報担当のキャストインタビュー♪
本日は、宮嵜理紗子さん(写真左)が担当しました。

さて、今日は「がはははー!」と底抜けに笑う感じが気持ちいい、豪快KENJI2女子です。



まずは、「諸川舞」から〜。



「何でも聞きなさいよー!」と元気な諸川さん。逆に聞きづらいでしょ!(笑)
◯き、筋肉痛はきてないですか?
ー全く無い!(笑) 北アルプスが好きで東京から移住して来たほど。バックカントリーが好きだし、普段から身体、めちゃめちゃ動かしてるからね。元々クラシックバレエをやっていたので、激しい身体の動きにも耐えられるのはそのせいもあるかも。
◯今回、キャスト募集に応募したきっかけは?
ー文学座附属演劇研究所の卒業生なんだけど、その友人から勧められて。大町に住んでいるんだけど、長野市のこの取り組みに思い切って応募しました。みんな個性あふれるメンバーなので、本番もその個性を活かしていけたらいいなと思います!楽しく!



続いては「村松沙理亜」! 



男気あふれるポーズを、とお願いしてみたら、こんなリアクションしてもらいました!ナイスキャラです。

◯ この前の土日の稽古のあと、別の稽古へも向かってましたね。
今、劇空間夢幻工房に所属してます。あの土日はその稽古だったんです。15歳からダンスや歌を初めて、2008年に夢幻工房に。そう考えるともう12年くらいやっているのかな。
◯体力ありますね!
かなりありますよ、私。(笑) 力強さのあるパフォーマンスの点では、夢幻工房と今回の「KENJI IN NAGANO」と共通してて。
◯なるほどー。今回の小池さんの創作プログラム、どうですか?
身体もメンタルも鍛えられますね。重心の低い姿勢とかで、特に足腰にくる。でも身体の疲れなんかには負けない!と耐えながらやっていくに、メンタルも同時に鍛えられていると思う。両方に作用してるんだろーな。
◯どんな公演にしたいですか?
とにかく「激しく!」(笑) (←ご要望により太字にさせてもらいました〜!


以上、本日の[KENJI]パフォーマー紹介でした。 



 アクトスペースチャレンジ2016×小池博史ブリッジプロジェクト
KENJI in NAGANO』 市民参加型・地域創作プログラム 



公演情報はこちらをクリック↓
https://www.nagano-arts.or.jp/?p=3397