2016年の4月から11月にかけて、東日本地域の4都市(宮城県仙台市、長野県長野市、茅野市、東京都多摩市)が"宮沢賢治"をテーマとした市民創作プログラム、および「風の又三郎」の舞台作品の創作・上演に、世界で活躍する舞台演出家小池博史らとともに臨む。

はじめにー共同制作によせて

平成28年度 宮沢賢治生誕120年記念 4館共同制作 小池博史ブリッジプロジェクト
「風の又三郎2016-ODYSSEY OF WIND- 地域創作プログラム [KENJI]
共同制作によせて

東北を代表する作家・宮沢賢治の生誕120年を迎える今年
地域が“風”で繋がり、文化をつくる

2016年の4月から11月にかけて、4都市(宮城県仙台市、長野県長野市、茅野市、東京都多摩市)の文化施設4館が“宮沢賢治”をテーマとした市民創作プログラム、および「風の又三郎」の舞台作品の創作・上演に、世界で活躍する舞台演出家・小池博史らとともに臨みます。
この取り組みは、宮沢賢治の遺した芸術・思想を基軸に、鑑賞だけでなく創造体験を通し、舞台芸術およびそれぞれの地域のもつ文化のありように対する市民理解の深まりとともに、私たちの現在と未来を捉え直そうと企図しました。

東日本大震災から5年がたった。そして今、九州が揺れている。
あの日、私はどこにいただろう。そして今から5年後、私はどこにいるのだろう。

自然の前では、人はあまりにも小さな存在です。しかし、そこにいる人々が主体者であることを自ら再発見することで、地域の文化や芸術は興り、未来は創られます。
その主体的なからだと記憶を取り戻すべく舞台芸術活動を展開する小池博史ブリッジプロジェクトと共に、仙台市・長野市・茅野市・多摩市の4館は本事業に臨み、各館が舞台芸術のもつ可能性を地域から発信する拠点となることを共に目指していきます。


“……われらに要るものは銀河を包む透明な意志 巨きな力と熱である……”
(宮沢賢治「農民芸術概論綱要」より)



公益財団法人仙台市市民文化事業団(日立システムズホール仙台(仙台市青年文化センター)
公益財団法人多摩市文化振興財団(パルテノン多摩)
一般財団法人長野市文化芸術振興財団(長野市芸術館)
株式会社地域文化創造(茅野市民館)

小池博史ブリッジプロジェクト

0 件のコメント:

コメントを投稿