2016年の4月から11月にかけて、東日本地域の4都市(宮城県仙台市、長野県長野市、茅野市、東京都多摩市)が"宮沢賢治"をテーマとした市民創作プログラム、および「風の又三郎」の舞台作品の創作・上演に、世界で活躍する舞台演出家小池博史らとともに臨む。

2016年6月30日木曜日

[多摩]パルテノン多摩『小池博史 演劇創作プログラム-KENJIへの旅‐』6日目・成果発表

こんにちは。そしてお久しぶりです!
パルテノン多摩です。

早いもので、成果発表公演から2週間が経過してしまいました…。
成果発表公演にご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。
遅ればせながら、こちらで本番当日の様子を少しだけお伝えいたします。


動物の仮面や衣装を作成してくださったスタッフワークさん。
たくさんの注文に応えていただき、ありがとうございました!

そして出演者の皆さん、最後までお疲れ様でした!
成果発表公演当日は、朝から稽古、ゲネプロをこなし、
開演ぎりぎりまで最終調整をしていました。
リズムが重要な前半部分。
動きがぴたっと揃い、迫力がありました。
5日間でよくぞここまで!
皆さんの達成感もひとしおだったのではないでしょうか。




初日から続けて行ってきたスロームーブメントも、5日間でかなりの進化を遂げました。
お客様の心にも響いたようです。
(アンケートにご協力いただいたお客様、ありがとうございました!)

 
 
5日間で作品を仕上げてくださった小池さんの力量、
すごいとしか言いようがありません。

 音響も小池さん自身が担当していました。

こんな場面もありました。
みっちり盛りだくさんの稽古の中、束の間のリフレッシュメントでしょうか。
限られた時間でも一切妥協せず、細かいところまでこだわってこの公演をつくってくださいました。
横では舞台監督が真剣な面持ち。
初めてだらけで大変だったことと思いますが、立派に舞台監督を務めてくれました。


公演終了後には交流会を開催し、参加者の皆さんから一言ずついただきました。

「お芝居をもっと追究していきたい」、「自分の感覚やからだについて考える機会になった」
など、それぞれ気づきや成長を感じていただけたようです。
何より、皆さん初日とは別人かと思うくらい表情がいきいきしていて、
6日間皆さんを見てきた私共もたいへん感慨深く、素敵な締めくくりとなりました。

皆さん、清々しい笑顔!
濃密な、そして怒涛の時間を過ごした同士、仲も深まったようです。

ずっとご縁が続いていくと良いですね。
 
小池さん、パフォーマーの皆さん、スタッフワークの皆さん、
5日間、最大限に踏ん張っていただき、ありがとうございました!


(舞台写真撮影:山口真由子)

2016年6月18日土曜日

[多摩]パルテノン多摩『小池博史 演劇創作プログラム-KENJIへの旅‐』稽古5日目

こんにちは、パルテノン多摩です。
本日6月18日、いよいよ本番なのですが、
こちらでは昨日の様子をお伝えいたします。

いよいよ稽古最終日!
照明が入って、いよいよだ!と気持ちも盛り上がります。


小池さんの声もより一層大きく、熱く、ホールに響きわたりました。
 
 
小池さんによる衣装チェックのあと、
衣装をつけての通し練習を行いました。
 
 
現在、ここで出てきた課題を改善し、
さらに良いものにするべく最後の練習中です!
 
5日間の集大成をお客様にご覧いただけるよう、
本番ぎりぎりまで練習をして、皆様をお迎えいたします!
荒削りな部分もありますが、演劇の力強さを感じていただけることとと思います。
 
本日15時からパルテノン多摩 小ホールにて公演です。
どうぞお気軽にお越しください。
 
濃い数日間をともに過ごした皆さん、
仲よくお話しする姿がたくさん見受けられました。
小池さんとも笑顔でお話し!いいですね!
 
 
《実施概要》
演劇創作プログラム:2016611日(土)~13日(月)、16日(木)~18日(土)
成果発表公演:2016618日(土)15:00開演
公演会場:パルテノン多摩小ホール
入場無料(300名/先着順)
 

2016年6月17日金曜日

[多摩]パルテノン多摩『小池博史 演劇創作プログラム-KENJIへの旅‐』稽古4日目

こんにちは、
パルテノン多摩です!
休館日に伴って稽古も2日間お休みとなり、
リフレッシュして4日目を迎えました。

いよいよ本番が見えてきたこともあり、小池さんの指導もさらに熱さを増します。
時おり厳しい指摘も飛びますが、そのあとの「ついテンションが上がっちゃうなぁ」と
照れている(?)反省している(?)様子が小池さんらしくて和みます。
 
ステージに登場するタイミング、セリフを言うタイミング、動くタイミングから、
どこを歩くか、どこへ立つかなど、とにかく間合いを掴むのが大変です。
 
 
 
小道具や衣装が少しずつ登場しています!
 
 
スロームーブメントも、小池さんからはまだ辛口評価を受けていますが、
日に日に磨かれています。
 
 
それぞれの見せ場も、洗練されてきました!
 
 
 
 
 
 
 
 
あと2日でどこまで仕上がるか、
どうぞお楽しみに!
 
《実施概要》
演劇創作プログラム:2016611日(土)~13日(月)、16日(木)~18日(土)
成果発表公演:2016618日(土)15:00開演
公演会場:パルテノン多摩小ホール
入場無料(300名/先着順)


2016年6月15日水曜日

[多摩]パルテノン多摩『小池博史 演劇創作プログラム-KENJIへの旅‐』稽古3日目

こんにちは、
パルテノン多摩です!
 
『小池博史 演劇創作プログラム-KENJIへの旅‐』
3日目からは、本番の舞台となる小ホールにて練習です。
 
 
本日は衣装合わせからスタート。

 いい感じです!

 衣装でステージに立つと、雰囲気が出ますね。
 
練習は、電車の中のシーンを重点的に。



本番と同じステージで客席が見えるからか、皆さんの様子もより一層きりっとしたように見えます。
  
 
  
視線、仕草、立つ位置など、
ちょっとしたことを意識することでお芝居が引き立ち、
伝えたいことがわかりやすくなるから驚きです。
それを瞬時に考えて指示する小池さん、すぐに対応するパフォーマーの皆さん、
さすがだなぁと思います。
 
マントも登場しました!)
 
 
休憩時間も切り詰めて練習し、
スロームーブメントも行いました。
こちら公演のなかのワンシーンとしてご覧いただけます。

自分の中の感覚や感情を探しだすことと、それを観ている人へ伝えること、
どちらもしなければならない、とても大変なシーンです。

 

 
ただ動きをゆっくりにしているのではなく、
ひとつひとつの動きが大切にされているという印象を受けます。
普段の速度よりも感情の動きがあざやかに見え、心を揺さぶられます。
 
 
しかし小池さんにしてみれば、
「まだまだ足りない。まだできる。」という評価!
 
アドバイスを聞く皆さん、真剣です。
 
退館時間ぎりぎりまで練習をして、退館後も外で反省会。
きっと皆さんの努力が詰まった素敵な作品になるだろうなあ、と思います。
 
…などとのんびり言っていられる場合ではないくらい、反省会では課題が山積み!
この課題をクリアしつつ、新しいシーンの練習もしなければなりません。
 
あと2日となった稽古も熱いものになること間違いなしです。
またこちらでレポートいたします。
 
楽しそう!!

《実施概要》
演劇創作プログラム:2016611日(土)~13日(月)、16日(木)~18日(土)
成果発表公演:2016618日(土)15:00開演
公演会場:パルテノン多摩小ホール
入場無料(300名/先着順)