演出助手の野々下です。
7/2にワークショップが開始した今回のプロジェクトですが、
長野、多摩と受け継がれてきたバトンを、
7/2にワークショップが開始した今回のプロジェクトですが、
7/12の成果発表公演をもちまして無事終了いたしました。
長野、多摩と受け継がれてきたバトンを、
無事次の茅野に渡せたようです。
創作プログラムKenji
舞台公演は、仙台が集大成になります。
まさに作品やプロジェクトやそこに関わる人々が熟成されたことが、仙台公演の成功へのつながったのだと思います。
長野で作られた、作品の概要が、多摩でアレンジされ、
そのアレンジの方法が、仙台では一歩進んで実施されたような印象です。
再演するというのではなく、アップデートする。
そしてその度に、表面を取り替えるのではなく、
深化されていったKenji
何をするにも条件があり、その中で、たくさんのマイナス要素が出てきます。
ただそれをどうプラスに転換できるかが、コミュニケーション能力であり、演劇人だけではなく人間の専売特許のような気がします。
そして、そのコミュニケーション能力というものは非常に人間性と関連していて、
仙台チームはその人間性の深みを最大限に引き出し、公演という成果に反映できたのではないかと思います。
10日間といっても、自主練も含めて、1日10時間以上参加した方から、お仕事を終えて夜遅くにいらっしゃる方まで、参加の仕方も様々。そして、それはどの集団でも同じなのだと思います。
様々な人が、様々な目的で関わりながらも、公演という最終目標にたどり着くために、
知恵を絞り、補い合い、時には衝突し、議論していくこと。
ビジネスの世界で生きてきた公募参加者には、そこにビジネスが介入していないことも新鮮だったのではないでしょうか?
高校生の参加者たちにとっては教育プログラムのような側面もあったのかもしれません。
可能態として、
「いつか出来うる」人間たちとして、
互いにコミュニケーションしていたこの時間が、
私には希望として映りました。
今後これがどういう成果として実るのか?
可能態として、町に、人間に、アートに、演劇に関わることで、
検証し、未来に受け渡していければと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿