「風の又三郎2016-ODYSSEY OF WIND-」仙台公演のご報告
こんにちは。お久しぶりです。 仙台市市民文化事業団です。
仙台公演が終了いたしました。
ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございました。
遅ればせながら、本番当日の様子を少しだけお伝えいたします。
プレ・トーク「小池博史の世界」
創作プログラム「KENJI」の参加者有志による運営。
11時40分からシアターホール一階ホワイエにて。
小池博史さんの世界を深く掘り下げる、絶好の機会となりました。
「風の又三郎2016-ODYSSEY OF WIND‐」公演
圧巻の舞台でした。
アンケートの一部をご紹介します。
・びっくりしました。セリフは少ないけれど、音や光、動きで風が表現されていました。途中の赤いライトがちょっと怖かったです。
・空気の流れが目に見えるようだった。照明の衣に当たって波打つ感じが良かった。アクロバットな動きも良かったです。
・今までにない感覚でしたが、心地よい舞台でした。風が吹いたら又三郎が遊びに来たと思うことにした。
・終わったあとなかなか立てませんでした。身体の力が入らなくて、心地いい風が心と体を駆け巡って、手には汗を握っていました。私の体の中にも、風は吹いているんだなあ、と、終わった後にただただ涙が出てきてしまいます。
・面白い。特にラストシーンは格別の爽快感を感じた。
・独創的で唯一無二。あの世の世界を見ているようでした。
アフタートーク/4館連携シンポジウム「連携の今までとこれから」
小池博史氏、連携4館の担当者、「KENJI」仙台参加者によるトークが行われました。
各地域の取り組みの紹介から。
脚本「KENJI」を作品化した長野、多摩、仙台。
長野市芸術館はオープニング事業ならではのプレッシャーや多岐にわたる調整があり、パルテノン多摩ではワークショップの期間が短いゆえのご苦労があったようです。
仙台は先輩2館の経験を受け継ぎ進めることができました。
茅野の取り組み「風の衣装をつくってみよう」は、自作の風の衣装に身を包んだ小学生たちが公演を鑑賞するというユニークなもの。連携の力がなければ実現が難しかったということです。
小池さん「地方は懸命にやっているけれどまだ力が足りない。届いていない。地方と地方がつながって力になっていくことがもっともっと必要。日本の現状を変えるぐらいの力に」。
連携の意義深さと可能性を再認識させられる言葉でした。
連携の意義深さと可能性を再認識させられる言葉でした。
また、今回の公演について「再演はやはり、いいなと思います。一人一人が深まっていく」としみじみ語っていました。
ゲストの市民創作参加者は、「どんなに過酷な稽古でも頑張る理由は、小池さんの世界に近づきたいから」と、話してくれました。
パフォーマーの皆さんのコメントも。
とても充実した一日となったことをご報告させていただきます。
P.S 公演までの長期にわたり、仙台版「KENJI」参加者の皆さまには、情報発信からイベントの企画運営、各種記録までたいへんお世話になりました。その情熱と実行力は仙台の誇りです。
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