2016年の4月から11月にかけて、東日本地域の4都市(宮城県仙台市、長野県長野市、茅野市、東京都多摩市)が"宮沢賢治"をテーマとした市民創作プログラム、および「風の又三郎」の舞台作品の創作・上演に、世界で活躍する舞台演出家小池博史らとともに臨む。

2016年10月15日土曜日

風の又三郎2016 -Odyssey of Wind- 滞在制作in仙台


こんにちは。仙台から久しぶりのレポートです。
ついに滞在制作が始まりました。
10月9日は演劇工房10-BOX、翌日10日から日立システムズホール仙台での稽古です。


「マハーバーラタ」公演を9月末にインドネシアで大盛況に終えたばかりの小池博史さんは、相変わらず陽に焼けてエネルギー溢れんばかり。

作品が出来上がって行く過程を、ほんの少しですがお見せします。



舞台セット。
スタイリッシュな白い衝立?と階段、投げ出されたような木の椅子たち。

無音の客席で静寂を堪能。
携帯電話の電源を切らずにはいられない、戒めのような静寂です。







激しい動きの身体表現が続きます。

写真に切り取られた跳躍ポーズが美しい。

一瞬一瞬どこを切っても動きがキマッテいます。これぞ鍛錬の賜物。

オーディションで選ばれた立本夏山さんが剃髪で現れ、ますますこの舞台にフィット。







馬が登場。競馬の迫力ある場面も見どころです。

疾風のごとき馬上の猛者たち。写真がブレブレでお見せできないのが残念。

下町兄弟さんの前で馬がひとやすみ?
パーカッション&ラップの一人同時多発攻撃は、必聴ですよ!









あ! 階段が黒い。

(予備知識)原作は宮沢賢治「風の又三郎」と「風野又三郎」の二作品です。

お話が変わるのかな?








風が吹きすさんでいます。
傘も破れちゃった!




仙台で稽古を重ね仕上げた作品は、まず10月22日に長野市芸術館で初演を迎えます。
その後のスケジュール=
23日 長野市芸術館、29日 パルテノン多摩
11月1日・2日 茅野市民館 6日 日立システムズホール仙台



皆さまお誘いあわせの上ぜひご覧ください。
4館のホール職員一同、お待ちしております。







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